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  • 2021/07/31

腫瘍内科とは

いつもお世話になっております。

株式会社トリムです。

 

弊社は、二人に一人と言われる「がん」に対して、いのちを支える情報を発信し続けて参ります。

今回は【腫瘍内科とは】というテーマでお話したいと思います。

前回⇒がんの発生原因と喫煙との関連性

 

◆腫瘍内科とは

 

腫瘍内科とは、「がんを診る内科」になります。

 

外科医が手術を、放射線科医が放射線治療を行うのに対して、

腫瘍内科医は、主に「薬物療法」を行います。

抗がん剤、ホルモン療法、分子標的治療、免疫療法などの薬物療法をうまく用いて、

がんを制御するとともに、症状を和らげるお薬で、がんの症状や治療の副作用を抑えて、

QOL(生活の質)の向上を手助けします。

 

近年、がんに対する薬物療法の種類は増えており、治療成績も向上する一方で、

色々な副作用に対して慎重な対応が求められるようになり、薬物療法を専門とする腫瘍内科医の必要性は高まっています。

 

◆納得できる治療が受けられているか

がん治療を受けている方で、腫瘍内科医の元で治療を受けている方は多くありません。

現在、日本臨床腫瘍学会が、腫瘍内科の専門医である「がん薬物療法専門医」の認定を行っていますが、現在の専門医数は全国で約1500名です。

 

年間約100万人が新たにがんと診断されていわれている中、対応できる腫瘍内科医が1530人しかいないというのは、まだまだ不足している状況です。

 

腫瘍内科医がいて、がん薬物療法を担当してくれるのが理想ではありますが、

それ以上に、きちんとコミュニケーションがとれて、治療目標を共有できていて、納得できる治療を受けられていることの方が重要です。

腫瘍内科医がいなかったとしても、担当医から十分な説明があり、納得して治療を受けられていれば、そのまま治療を受けていて問題ないと思います。

 

◆セカンドオピニオンを腫瘍内科医に求めるという選択肢

もしも納得できる説明が受けられなかったり、治療に不安を感じていたりして、腫瘍内科医の意見を聞きたいということであれば、近隣の病院にいる腫瘍内科医を調べて、セカンドオピニオンなどの形で意見を求めてみるという方法もあります。

 

がん薬物療法専門医のリストは、 日本臨床腫瘍学会のホームページ(https://www.jsmo.or.jp/#tab5) で公開されていますので、確認してみてください。

 

トリムは今後もがんに関する情報発信を続けて参ります。

がんに関してご相談やご質問がありましたら担当者までいつでもお気軽にご連絡ください。

 

※参考(https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20200630-OYTET50002/)

 

 

【新メンバーのお知らせ】

臼井 透雄(うすい ゆきお)

資格:中小企業診断士

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一人でも多くのお客様の大切な「約束」を守り続けるパートナーとなれるよう、新しいメンバーと共に歩んで参ります。

 

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