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  • 2021/06/11

ガンリスクスクリーニング検査のメリットとデメリット

いつもお世話になっております。

株式会社トリムです。

 

弊社は、二人に一人と言われる「がん」に対して、いのちを支える情報を発信し続けて参ります。

今回は【ガンリスクスクリーニング検査のメリットとデメリット】というテーマでお話したいと思います。

 

前回⇒がん治療における緩和医療の大切さ

 

 

◆ガンリスクスクリーニング検査とは

 

「スクリーニング検査」とは、まだ症状が出ていない人に対して、病気の可能性があるか調べるために行う検査の総称です。

 

線虫検査、アミノインデックス、大腸がんの便潜血検査、肺がんのX線検査、胃がんのバリウム検査などがあります。

 

 

◆メリットは?

 

上記の通り、スクリーニング検査は、症状が現れる前のがんの早期発見に役立つ可能性があります。

 

症状が現れた頃には、がんが増殖し広がり始めている場合もあります。

このような場合、がんの治療や治癒は難しくなる確率が高くなります。

 

異常組織やがんが早期に発見されれば、治療や治癒が容易になる可能性が高まります。

 

◆デメリットは?

 

【偽陽性】

「偽陽性」とは、がんの疑いがあると判定されて精密検査を行っても、がんが発見されないことを指します。

 

たまたま採便の日が生理と重なったり、痔からの出血が混入したりして、本来とは別の原因から陽性になってしまうことようなケースもあります。

 

要精密検査とされた場合でも、真にがんと判断される(陽性反応適中度)方は多くありませんが、
がんの疑いの判定から、精密検査の結果が出るまでの間、受診者の方に大きな心理的負担がかかります。

 

 

【偽陰性】

「偽陰性」とは、実際にはがんが存在しているのに、スクリーニング検査の結果が正常となってしまう事を指します。

 

偽陰性の検査結果(実際にはがんが存在しているのに存在しないと判定された検査結果)を受けた人では、
たとえ症状が現れていても、医師の診察を受けるのが遅くなる場合があります。

 

どんな検査であったとしても、がんの発見率は100%ではありません。
技術的な問題もあり、ある程度の大きさにならなければ発見できないという事もあります。

単発での検査ではなく、定期的に検査を受け続ける事が大切です。

 

 

【保険加入への影響について】

ガンリスクスクリーニング検査を受けた場合、保険加入へ影響が出るのかとご質問を頂く事があります。

(自宅で受けた検査であるため、保険会社へ言う必要があるのか?など)

 

保険会社によって対応や引受の基準は異なりますが、契約時の告知事項に該当するとしている保険会社が増えてきています。

 

生命保険の見直しや新規ご検討をされる場合は、お早めに行っておく事をおすすめします。

 

 

どんな検査にもメリットとデメリットがありますので、きちんと理解した上で検査を行う事が大切です。

 

トリムは今後もがんに関する情報発信を続けて参ります。

がんに関してご相談やご質問がありましたら担当者までいつでもお気軽にご連絡ください。

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